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2011.03.22 紙・・がない
今なお懸命の救助活動が休みなく行なわれ、
原発事故では関係者が命懸けで国を守ろうと必死で取組んでいます。
ご本人やそのご家族の使命感には、心より感謝申し上げたいと思います。

ありがとうございます。

経済にも計り知れない大きな影響が出ています。
僕が会社の代表として携わっている印刷業界の、
この北海道でも大きな問題が浮上しています。

「紙」がない・・のです。

数多くある紙の中でも、
特にノーカーボン用紙という、主に複写の伝票で使われる薄い紙です。
この用紙のほとんどが、福島県いわき市にある工場で生産していて、
原発が近く避難支持が出ている場所です。

000171387.jpg

その工場は津波の被害はなかったのですが、
大きな揺れで製品が崩れ、そのままになっているとのこと。
たぶん、製造する機械も修理が必要ではないかと思います。

札幌の紙業界関係者の話では、
あと1ヶ月程度の在庫しかないとのこと・・。

本来なら工場の方々がすぐに駆けつけ確認し、
製品として出荷できるものは出荷する。
そして機械の点検整備ですぐに生産開始・・といきたいところですが、
避難指示で入れません。

業界関係者の話では、
復旧には暫くかかりそうで、代替品を使って凌ぐしかない・・とのこと。

このノーカーボン紙は、
上から書くと下の紙に発色してくれる特殊な紙です。
これがなくなると、別な紙を使いカーボンを紙の間に入れて書くとか・・
何か違う方法が必要です。

この紙がなくなるというのは、
北海道だけの問題ではなく、全国的な大問題です。
新聞用紙も品薄とのことで、一部報道にはありましたが、
ノーカーボン紙は僕の知っている範囲では一度も報道されていません。

ノーカーボン紙が使えなく別の手段で対応してもらうということは、
それを使うお客様に多大なご迷惑をかけてしまうことになります。
それだけは避けたいところですが、こればかりは・・・

印刷会社にとって紙がないという事は、
それだけ売上げがなくなるということです。
これは死活問題だと思うのです。

このようにさまざまなものが緊迫した状況の中、
ある意味「覚悟」が必要だと感じます。
何かを・・信じて、
冷静に、丁寧に・・対応していきたいと思います。

3月9日にこのブログで書いた「今こそ出発点」を思い出します。


今、ここで頑張らずにいつ頑張る。


tani


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