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2018.01.26 過酷な現場で
数日前、建築業界の社長の話を聞く機会がありました。
度々会う以前からの知り合いでしたが、
具体的な彼の仕事の内容までは理解していませんでした。

ただ、いつも会社にはいなく、
東北と熊本にいつも出張で出かけている社長でした。
話を聞いてわかったこと。
それは、災害現場の復旧活動をしているということでした。

会社を営んでいて大きな転機。
それは正に、東日本大震災でした。
復旧復興の仕事と言っても、最前線です。
放射線の除染作業から福島原発内での作業でした。

原発内で自らクレーンを操縦し、
作業しているようです。

防護服を着て、ヘルメットのようなもので顔を覆い、
身体中をテープのようなものでぐるぐる巻きにするそうです。
準備に2時間。

その作業は過酷で・・
見えないものへの恐怖は、
本当にすごいようです。
あまりの恐怖で汗が吹き出ます。
でも汗を拭うことはできません。
顔を横に傾けて、汗を流すそうです。

人類が経験したことのない手探りの作業が続きます。
将来、体にどのような影響がでるか誰にも分かりません。
定期的に健康診断が義務付けられているそうで、
ご家族も心配のことでしょう。

原発の現場に行く際は、
男性だともう子どもができないということも理解して、
覚悟を持って行ったとのことです。

その原発の作業をして、その社長は、
「世の中に役立っている」ということを実感します。
そして、昨年の熊本地震への復興にも携わることに繋がっていきます。

東北や熊本の復興作業に関わる仕事は、
給与も大変高いと聞きます。
つまり、商売ありきです。
そのような中、社長のすごいところは、
「いかに喜んでもらうか」を根本的な価値としているのです。
現に、熊本の場合、
現地の業者から機材などを借りると通常の3倍くらいするそうで、
自分の会社の経費を使い自社の機材を札幌から熊本に運び、
現地で安く作業にあたっています。

話を聞いていて、
社長の人生観とか生き様みたいなことを感じたし、
正面からの本当の覚悟というものをしている方なのだと思います。

口数は少ない社長ではありますが、
人間的にとても味のある方だと改めて感じました。

今度またお話する機会があれば、
もっと深い話も聞いてみたいと思う。


tani

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