FC2ブログ
2014.02.11 赤い横断歩道
CUD
札幌市内では、赤と白の線の横断歩道を、
最近よく見かけるようになりました。
横断歩道は歩行者が利用するものではありますが、
車を運転している人にすると、そこに横断歩道があることを、
ドライバーに伝えるものでもあります。
注意を喚起するという安全面の高さから、車に乗った状態で、
CUDを踏まえいろいろと検証してみました。

写真1_convert_20140211232501

この写真は、上が色弱ではないC型(一般色覚)の見え方で、
下がP型という色弱者の見え方の一例です。
C型にはとても目立って見えますが、P型では、そんなに目立ちはしていません。

写真3_convert_20140211232539

写真2_convert_20140211232527

札幌の場合は、やはり雪というものも視野に入れなければなりません。
横断歩道に少しだけ雪がかかったケースや積もりはじめた頃だと、
白線と雪の色が同化しますので、C型には赤い線は目立ちます。
ところが、P型だと、ほとんど差がないことが分かります。
赤だと目立つという一般的な概念が、通用していないのです。

写真4_convert_20140211232552

ここまで雪に被われると、
C型でもP型でも、そこに横断歩道があることさえも分かりません。

それぞれのケースで夜も確認したところ、
色弱者では全く目立たなく、
C型でも、日中に見るほど目立つケースはありませんでした。

北海道警察や道路事務所など、関係機関に問い合わせし、
赤と白の線にした意味は何かを尋ねてみました。
するとやはり、ドライバーに注意を喚起したいからとのこと。

ところが上述したとおり、
C型には有効なケースもありましたが、
色弱者に対しての効果は確認できませんでした。

個人的な意見だけど、なぜ赤なんだろうって思いました。
注意を喚起するのなら、寧ろ黄色の方が適しているように思います。
黄色だと、C型も色弱者も見え方の相違はそんなにありません。
黄色は注意という概念もありますよね。
しかも、景観的にも赤ってどうなのかなって感じます。

横断歩道はとても公共性の高いところです。
それだけに、施行する前にモニタリングやテストを重ね、
さまざまな意見を募り、決めてほしかったなって思います。


tani

> /body>