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財務局では、金融行政サービスの向上を図るため、
金融行政アドバイザリー会議を定期的に開催しています。
ある団体を通じ、4年前にアドバイザリーへの任命依頼があり、
大人の事情で僕も登録しています。

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この会議の具体的な取組みとして、
地域密着型金融の顕彰表彰事案の検討というのがあります。
それぞれの金融機関で実施している地域密着の取組みを精査し、
特に素晴らしい事案を選考するというものです。

今週、この選考会議があり参加してきました。
その事案の中で、僕がとても感銘を受けた事案がありましたので、
ここで紹介したいと思います。

平成18年に創業したある会社が、債務超過に陥ってしまいました。
創業当初から、市場性に合わない過剰な規模の経営をしていたようです。
そこで、取引のあったある地方を基盤とした信用金庫が、
経営者と人間関係を構築しつつ、事業再生を支援していったそうです。

その後、業績は安定に向かいました。
何よりです。
ところが・・・
経営者の健康上の大きな問題が突然発生。
事業の存続も危ぶむ大きな問題です。

そこで信用金庫は、単に債権者の立場や理論だけの対応をすることなく、
混乱している経営者の立場に立って、
廃業支援という出口戦略を提案しました。

廃業と言っても、債権者に迷惑をかけることなく、
従業員の雇用も確保する。
事業承継という方法を模索しました。

信金担当者の努力が実り、買収企業が決まりました。
しかも買収企業に対しても、さまざまな創業支援をしたそうです。

一般的な金融機関だと、
簡単に見放されているケースかもしれません。
でもこの信金は、違いました。

経営者の立場や気持ちに寄り添い、
地道に人間関係を構築してきた結果だと感じます。
地域密着を越え、人間密着のようですね。

終始、マニュアル通りの対応ではなく、
今回のような人間味のある温かい対応をする銀行が、
増えていくと良いな・・

勿論、◯◯信金に1票です!


tani

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