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2012.04.08 再稼働
野田首相は定期検査で停止している原発を再稼働する為の、
新たな安全基準を、決めました。
しかも、初会合から3日という、今までにないスピードで。

その基準自体、死に体同然の原子力安全保安院が作ったものであり、
全く信頼できる基準ではない事は明らか。

そもそも、福島原発事故の原因究明がなされていない中で、
どうして、安全を証明できるのか不思議でならない。

新たな基準の中で、
福島第一原発を襲ったような地震・津波が来ても、
燃料損傷にならないと国が確認している事が条件のひとつです。

何をどんな裏付けのもと、
確認できるというのだうか。
全く信頼できる条件とは思えない。
多分、多くの国民もそう感じているのではないだろうか。

更に、電力会社が実施する安全対策として、
今すぐに実施できない事項は実施計画書を提出との事。
計画書を出せばOKという浅はかな基準には呆れます。

再稼働の条件として、
地元の理解と同意が必要です。
でも、その地元の範囲すら決まっていないような状況であり、
今後も益々混乱が続くと予想されます。

もし仮に、政府が目指す通り大飯原発が再稼働したとすると、
この裏付けの全くない基準が安全基準となり、
全国の原発再稼働の基準になっていくことでしょう。

最終的な再稼働は、
首相と3閣僚が政治判断をして決めます。

とても不謹慎な話ですが、
もし福島原発と同じような事故が起きてしまった場合、
一体、誰がどんな責任をとれるのだろうか。
原発の事故は、誰かが辞任して解決できるような問題ではありません。
責任なんて、誰もとれないのではないでしょうか。

今現在、我が国の原発で稼働しているのは、
僕の住む北海道にある泊原発の3号機だけです。
でもその泊原発も、5月5日に定期検査入りで停止します。
このまま再稼働がなければ、正に原発ゼロとなるのです。

5月5日は「子供の日」。
この日を、原発のない日本の出発点として、
未来の子供たちにプレゼントするのか。
それとも、再稼働に走るのか・・

私たちは、何か試されているような気がしてならない。


tani



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