日本を代表する製菓と言っても過言ではないだろう、
石屋製菓が販売する「白い恋人」。

その石屋製菓が、模倣品として吉本興業が販売する「面白い恋人」の販売止し止めを求め、
札幌地裁に提訴しました。

白い恋人のブランドに便乗する販売であり、
石屋製菓の言い分は、もっともだと思う。でも・・
僕は個人的に微妙な思いもあります。

石屋製菓には、観光施設としても運営する大きなテーマパークがあります。
ショッピングは勿論の事、大きなお花のガーテンや、
アトラクション施設も完備する素晴らしい施設です。

僕は以前、ここにちょっとした用件ができ、
車で伺いました。

建物のまわりには、車が停められそうな場所はなく、
施設の駐車場を利用する事にしたのです。
駐車券を受け取り、施設内に入りました。

5分くらいだっただろうか、用件を済ませ駐車場から出ようとしたら、
駐車場にいた方から駐車券の掲示を言われました。
「駐車料金1,000円です」って。

「1,000円?!」
「そんなに高いんですか?」と、聞きました。
「そうです、1,000円以上の買い物をして捺印を押してきてくれると、
駐車料金は無料になります」との事。

石屋製菓くらいの立派な企業のする事なのか・・
その企業姿勢に、ちょっとショックをうけたという経験があります。
このまま黙って1,000円を払うのももったいないので、
もう一度施設に行き、お菓子を買ってきましたけど。

今回の吉本興業の提訴を知り、
「気持はわかるけど、
もっと心を広く持ち、なかなか面白い・・くらいに思えば良いのに」という、
思いもありました。

でもきっと・・
あの、駐車場の件がなかったら、
「吉本、いくら何でもやり過ぎだろう」って、
感じていたんだろうな。

企業イメージは、とっても大切だな・・って、
改めて感じます。


tani

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