2011.02.28
「色即是空」「空即是色」
ようやく札幌も雪が融け始め、
本格的な春の訪れを待ち望んでいるこの頃です。
それにしても・・今年に入ってからの豪雪は凄かった。
長年札幌に住んでいて、記憶がないくらいのドカ雪が続きました。
一夜にして、僕の車もこんな感じになります(これは毎年ですが・・苦笑)

実は僕の車を駐車するスペースのすぐ後ろに、小さな畑があります。
この畑は、僕の両親が毎年の開花をとても楽しみにしている畑で、
いろんなお花が植えてあります。
その日も、ドカ雪が降り続く朝でした。
車を何とか移動して、汗をかきながら除雪に励んでいました。
車を止めるところと畑の境に、プランターのようなものがあります。
これがとても除雪に邪魔で・・
もしこれがなかったら、雪投げもとてもスムーズだと思っていました。
だって、毎年の事なんですもの。

そこに父が除雪を手伝いに来てくれました。
その時、僕は父に、
「これ、どこかに移動してくれないか?」
「雪投げにじゃまでしかたがない」と、言いました。
父は、
「そんな事はできない」
「毎年、あんなにキレイな花が咲くのに・・」との返事。
その言葉を聞いた時・・
ふぅと、思い出しました。
昨年の夏、正にこの同じ場所で僕が撮影したお花を。

キレイだな・・って思い、
ついつい、iPhoneのカメラで撮影したものです。
除雪をしている時はじゃまに感じたのですが、
時が過ぎ夏になると、心を癒してくれるのですよね。
花たちは、その季節によって姿を変えます。
でも・・
元々は同じ花たちなんですよね・・。
般若心経を語れる人間ではありませんが、
「色即是空」「空即是色」を、少しだけ感じた出来事でした。
除雪が終わって帰宅し、冷静に考えてみた。
あのキレイな花たちの前で、父に「じゃまだから移動して・・」と言ったことが、
少し気になっていました。
もう一度この場所に一人で戻り、お花たちに、
「さっきは、酷い事を言ってゴメンナサイ・・」って、
謝ってきました。
すると心もスッキリ。
何事も、その場その場の自分だけの都合で考えてはダメですね。
反省した、冬の出来事でした。
tani
本格的な春の訪れを待ち望んでいるこの頃です。
それにしても・・今年に入ってからの豪雪は凄かった。
長年札幌に住んでいて、記憶がないくらいのドカ雪が続きました。
一夜にして、僕の車もこんな感じになります(これは毎年ですが・・苦笑)

実は僕の車を駐車するスペースのすぐ後ろに、小さな畑があります。
この畑は、僕の両親が毎年の開花をとても楽しみにしている畑で、
いろんなお花が植えてあります。
その日も、ドカ雪が降り続く朝でした。
車を何とか移動して、汗をかきながら除雪に励んでいました。
車を止めるところと畑の境に、プランターのようなものがあります。
これがとても除雪に邪魔で・・
もしこれがなかったら、雪投げもとてもスムーズだと思っていました。
だって、毎年の事なんですもの。

そこに父が除雪を手伝いに来てくれました。
その時、僕は父に、
「これ、どこかに移動してくれないか?」
「雪投げにじゃまでしかたがない」と、言いました。
父は、
「そんな事はできない」
「毎年、あんなにキレイな花が咲くのに・・」との返事。
その言葉を聞いた時・・
ふぅと、思い出しました。
昨年の夏、正にこの同じ場所で僕が撮影したお花を。

キレイだな・・って思い、
ついつい、iPhoneのカメラで撮影したものです。
除雪をしている時はじゃまに感じたのですが、
時が過ぎ夏になると、心を癒してくれるのですよね。
花たちは、その季節によって姿を変えます。
でも・・
元々は同じ花たちなんですよね・・。
般若心経を語れる人間ではありませんが、
「色即是空」「空即是色」を、少しだけ感じた出来事でした。
除雪が終わって帰宅し、冷静に考えてみた。
あのキレイな花たちの前で、父に「じゃまだから移動して・・」と言ったことが、
少し気になっていました。
もう一度この場所に一人で戻り、お花たちに、
「さっきは、酷い事を言ってゴメンナサイ・・」って、
謝ってきました。
すると心もスッキリ。
何事も、その場その場の自分だけの都合で考えてはダメですね。
反省した、冬の出来事でした。
tani