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言葉にならない悲しい事故がまた起きました。
事故ではなく、もはや事件と言うべきかもしれません。
群馬で起きた小学6年生の女の子が、首を吊って自殺した事件です。

この話はブログに書かないでおこう・・と思っていましたが、
やはりきちっと書いて残しておかなければ・・と感じ、
心を込めて書く事にしました。


大好きなお母さんへのプレゼンにする為に、
小さな手で心を込めて編んでいたマフラーを使って・・。
連日の報道に、多くの人が深い悲しみを感じている事でしょう。

僕にも同学年の娘がいます。
昨日のニュースを一緒に見ていた時です。
娘に聞いてみました、「どう思う?」って。

「可哀想・・引越すれば良かったのに・・」と言いました。
僕は「中学生になる来年の春、引越する事になっていたんだよ」と答えました。
すると娘は「そぅ・・」とだけ言って、テレビ画面を見ていました。


お母さんにプレゼントする為に、
マフラーを編んでくれるような心の優しい子は、
果たしてどれくらいいるのだろう・・。

そんな大好きなお母さんの悪口を言われた時、
どんだけ悲しんだ事だろう・・。

もし僕が教師だったら、どう対応するだろうか?
もし僕が父親だったら、どう守ってあげるだろうか?
もし僕が同じようにイジメられたら、頑張れるだろうか?
いろんな思いが交差しています。


大人になったら、もっといろんな関わりができて、
悲しい事もあるかもしれないけど、
楽しい事だっていっぱいあります。
でもそんな事くらい、今だから僕も言えるんですよね。

小学6年くらいだったら、
学校と家庭が全てと言っても過言ではありませんよね。
「汚い」「臭い」などと罵声をあびているその場所に、
もしかしたら好きな男の子だっていたかもしれません。

この事件は、
僕の今年の最も辛い事件になりそうです。

この子のご両親の気持を考えても、言葉にできないし、
想像すらできません。
そしてきっと、同じクラスの子供たちも、
大きな心の傷を背負って生きて行くんでしょうね・・。

それにしても、この学校の対応には呆れます。
教育者としての発言なんだと思うと、情けなくなりますよね。
誰かが「今のままではダメだ」という強い思いを持って覚悟を決め、
立ち上がってほしいと切に思います。


以前に歴史か何かの本で読んだ一節を思い出しました。
皆さんもよくご存知の一休さんの話です。

当時、とても裕福なある檀家の家に孫が生まれました。
その檀家は一休和尚に「この上なく目出たい書を書いてくれ・・」と、
頼んだそうです。

すると一休和尚は、
「親死、子死、孫死」とかいた書を差し上げました。
その檀家は「目出たい書を頼んだのに死とは何事!」と、激怒します。
一休和尚は続けて、
「では、孫が死んで子供が死んで、それから親が死ねば良いのですか?」
と答えたそうです。


日常の当たり前の事が、
いかに幸せな事なのか・・改めて感じます。


今回の事件で亡くなった女の子の名前は、
「明子ちゃん」です。

ご両親は、
「明るく元気な女の子に育ってほしい・・」という夢を持って、
名付けた事でしょう。


明子ちゃんのご冥福を、
心からお祈り申し上げます。


tani




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