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2010.08.31 究極の幸せ
当社の社員を1人募集することになり、先週ハローワークへ申込をしました。
公開されて2日目で20人以上の面接申込がありました。
大きな声では言えませんが、決して良い待遇ではないのですが・・。

しかも、その面接者の名簿を見てびっくり。
30歳から50歳の男性がほとんどでした。
本来ならば、会社の稼ぎ頭として指揮をとって中心的な存在の頃ですよね。

今の世情を改めて実感。


一方、今春卒業の四年制大学卒業生のうち、
約四割の方は、まだ就職ができていないようです。
もの凄い数ですよね。

新卒という肩書きが欲しいがために、
わざわざ大学院に進む学生もいると聞きます。
卒業して3年間は新卒という扱いに・・との話まで出だしました。


来春に大学受験をひかえている息子がいる僕は、
とても気になる話題です。


日本理化学工業さんというチョーク製造の会社があります。
昨年話題になった「日本で一番大切にしたい会社」という本の中で、
最初に紹介されている障害者雇用でも有名な会社です。

ここの現会長、大山さんの著書「働く幸せ」という本の中に、
「人間の究極の幸せ」として4つ紹介されていました。

◯愛されること
◯誉められること
◯役に立つこと
◯必要とされること

「愛されること」以外は、会社で働いて得られる幸せで、
この言葉は、大山会長が過去に障害者雇用で悩んでいた時に、
あるお寺の住職さんから聞いたそうです。
この言葉で大山会長は目醒め覚悟され、現在の会社があると言います。

愛されることは家庭という要素が大きく、それ以外の3つは、会社の役割であり、
広義で捉えると社会・国の役割だとも言えます。

党首選に出るとか出ないとか・・
選挙に勝つためとか・・
一番大切な事に、「覚悟」して取組んでいるようにはどうしても見えません。

受験生を持つ親父のボヤキでした。

tani

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